水島裕子さんトークショーで昭和のノスタルジーに浸りました
下手ながら進行役を務めさせていただいています「滝川杏奴のロマン再訪・第二弾 水島裕子さん」が3月28日に、評論家の切通理作さんが店主を務める阿佐ヶ谷ネオ書房で行われました。
水島さんの主演映画「いたずらロリータ 後ろからバージン」の監督・金子修介さんもゲストとして訪れ、当時の水島さんの魅力を語ってくれました。
この映画では、水島さんの裸エプロン姿が話題になりましたが、実は日本映画では初めてだったとか。金子監督は外国映画の男性の裸エプロン姿から思いついたそうです。
また、ラストシーンでは裸の水島さんにSMチックな首チョーカーを着ける予定でしたが、水島さんに拒否され、金子監督は必死に泣き落とし。それでも水島さんの意志は変わらず、金子監督は泣き落としどころか、その場で本当に泣いてしまったそうです。
お客様の中には、ロマンポルノの初日舞台挨拶の常連だったという方もいらっしゃいました。会場には昭和の濃密な空気感が漂い、私もつい感傷に浸ってしまいました。
水島さんは官能小説も何冊か上梓されています。切通さんが「女性ってこんなことを思っていたのか。キラーワードが散りばめられて感動したと同時に、かつての僕の(女性への)アプローチはバカだったな、と思いました!」と感想を話すと、場内が大爆笑。今では貴重な水島さんの写真集も販売され、大盛況のうちに幕を閉じました。
「いたずらロリータ 後ろからバージン」は8日まで、上野オークラで絶賛リバイバル上映中です! この機会に是非大きなスクリーンでご覧ください🎬
4月24日(土)にロマン再訪のトリを飾って下さるのは、ロマンポルノ後期をがっしり支えた、小川美那子さんです。縛りの被虐美は、亡き団鬼六先生のお墨付き。官能作家でもあります!
よろしくお願いします🎖