『ふたつの月に濡れる』(同名小説)の映画が完成。上映が決定いたしました。
佐々木浩久監督脚本の映画「ふたつの月に濡れる」が、テアトル新宿にて上映が決まりました。(11/29(金)~12/12(木)のOP +フェス)
出演は、宮崎リン、若宮はずき、西村ニーナ、村田直樹、橘花咲夢、滝本ゆに、石川雄也。
コロナ禍などさまざまな障害を乗り越え、スタッフキャストの頑張りで成就しました今作品。原作を書いてきたころから振り返ると、足かけ五年、感慨深いものがあります。
監督脚本の佐々木浩久監督におきましては、病をおしての撮影。そして、健康を取り戻し複調され、晴れて映画館公開という奇跡の運びです。映画の神様がついていたと感動もひとしおです。
具体的な、上映スケジュールが決まりましたら、またご報告させていただきます。
詳細はテアトル新宿公式サイトまで。
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人間を描きたい―。
小説を描きたいと思ったのは、少女時代からでした。
青年の主人公の前作「ふたつの月に濡れる」から、今度は恥ずかしながらも女性の性に、自分を重ねて書き下ろした「終わりなき夜に濡れる」。
やっと自分の中の“女”という存在理由の礎が作れた作品です。
これまでのロマンポルノ、伊丹映画、角川映画で培った英知と感覚の熾火を燃やしました。
どうかお手にとっていただけたら嬉しいです。
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